立地や間取り、強度などはもちろんのこと、それぞれ異なる層の買い手や借り手の方が魅力的に感じるための押さえどころやいくつかの仕掛けが必要になります。
僕が共同住宅という種類の建築に挑戦し続けるのは、このビジネスにプロジェクトメンバーとして参画させていただく面白さがあるからです。
家づくりと違い、結果は分譲販売戸数や賃貸入居率といった数字に反映されますので、違った緊張感を味わうことができます。
購入者や利用者の満足度を総合的に高めつつ、景観への責任を果たしながら、確実な収益をもたらすものへ近づけていく。
都市の中にあるその土地の性質を読むことが、最初の重要な仕事になります。
時間が経っても失わない価値のある建物を、たくさん創ってゆきたいです。